TSP(東京サウンドプロダクション)

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Nabe

編集ポン酢 (編集業界用語)

編集 TECHNICAL

※テレビ業界そのものに方言が存在します。渋谷界隈、汐留・新橋界隈、赤坂界隈、六本木界隈、台場界隈などなど。普段なんとなく使っている会話など実用例を用いてまとめてみました。

※世代(アナログ・デジタル)によってポピュラーな言葉が変わってきます。また放送局内生放送(OA)とポスプロなど、作業形態により使われる用語の傾向が変わります。


《あ~お》

あおりテロップ【あおりてろっぷ】
視聴者の気持ちを煽り、盛り上げようとするテロップ。
実用会話「ここ、あおりテロップ、ド~ン!」


アイソ・ライン・裏【あいそ・らいん・うら】
スタジオ収録など多くのカメラが回っている時のスイッチングしたVTRへの収録名称。本線=ライン
実用会話「スタジオつなぎ直すから、とりあえずラインとISO必要、至急。」


アイキャッチ【あいきゃっち】
CMに入る前に「このあとは・・・」など先の情報をテロップにて表記する様。
実用会話「アイキャッチケツ5秒で。なんかしゃらっと動きつけましょうか」


明けは休みじゃない【あけはやすみじゃない】
ただ寝るだけの休み。


アバン【あばん】
見所などをまとめて今回はこんな内容ですよ、と番組の冒頭につけるダイジェスト。
ワーーキャーーのリアクションが定番。
実用会話「こっからアバンなんで、ガッツリあおっていく系で。」


甘い【あまい】
ピントが合っていない映像。


1k【いちけー】
CB(カラーバー)と共に入れる1kHzの音声基準信号。
実用会話「となりの部屋、ずっと1k出てるけど、なにやってんの?」


1H 2H【いちえっち にえっち】
タイムコードのショウタイム。または1時間2時間。


ENG素材【いーえぬじーそざい】
肩に担いで収録するようなプロ機材カメラにて収録された映像。


インターナルプリセットフリーラン【いんたーなるぷりせっとふりーらん】
SONYの編集機を用いてリニア編集する際のVTRの基本設定。
実用会話「まず部屋きたら確認しろっていったでしょ!インターナル・プリセット・フリーラン。
シンク入れしたら設定もどしとけよなー」


インターナルリジェネレックラン【いんたーなるりじぇねれっくらん】
SONY以外の編集機(CMXなど)、ノンリニアの機材を用いて編集する際のVTRの基本設定。
実用会話「まず部屋きたら確認しろっていったでしょ!インターナル・リジェネ・レックラン。
シンク入れしたら設定もどしとけよなー」


1回戦目【いっかいせんめ】
1回で完尺や完成された状態にならずに、1回戦目を出しに2回戦、2回戦目を出しに3回戦などを行う様。
実用会話「直しすぎて、もう何回戦目かわからないや・・・。」


受け【うけ】
録画するVTR。
実用会話「受けV-1、V-2ダブルレック」「はい」
対義語:出し【だし】
再生するVTR。
実用会話「出しV-3」「すいません、DVDコピーで使ってます」


ウラ【うら】
自分の担当している番組と同時間に放送している別の放送局番組の事。
実用会話「ウラ何?え、ジブリ?」


画完【えかん】
映像のみが完成した状態。
実用会話「とりあえず画完の状態で音効コピーまわしちゃって」


画がまわる・音がまわる【えがまわる・おとがまわる】
収録VTRが出している映像や音を収録VTRに入れる。スイッチャーなどで同じ映像をソースとして選択すると映像が溶けた様になる様。鏡を互いに映した様な効果が得られる。プリリードを失敗すると画がまわる。音がまわるとブオーーーーンといった不快な爆音がフロアーに響き渡る。


画のこり【えのこり】
映像の変わり目に1フレームや1Fフィールド別の映像が入っている事。映画素材や中継素材などではフレームで映像が切り替わっていないためカット点は要チェック!!


F入れ【えふいれ】
インターレースの生っぽい映像を嫌ってフィールドを無くすエフェクト。間欠などを指す場合と、ソフトフォーカスの様なホワットした映像を指す場合が有る。


おはようございます【おはようございます】
昼夜問わず使用するあいさつ。


音を潜らせる【おとをもぐらせる】
前の映像や後ろの映像に音声を先行したり後ろにずらして入れる事。スプリット編集ともいう。


音完【おとかん】
音声のみが完成した状態。


押し【おし】
編集終了時間になっても終わらない事。
実用会話「すんません、1H押しで」


オシャレ棒【おしゃれぼう】
デザインのひとつ。テロップなどにつけるとオシャレな感じのする棒の事。


オープンREC【おーぷんれっく】
リニア編集でアウト点を打たずにRECする事。
実用会話「オープンRECすると、なんか仕事出来る感あるよね」


オーベル【おーべる】
テンションのあがる宅配カレー屋さんオーベルジーヌ。
実用会話「じゃがいもにバター塗るやつ、ついてねえじゃん!


音卓【おんたく】
ミキサー。
実用会話「手動でやるよりミキサー叩いて! ハイ??」


《か~こ》

上手(かみて)・下手(しもて)【かみて・しもて】
正面から見て右側・左側の意味。
実用会話「かみしも逆!ちがう!左!!」
「最初から左っていってくれりゃいいじゃん」


カラコレ【からこれ】
映像の色味を調整する事。
実用会話「今日はカラコレのみです。テロップいれは明日で。」


カラーグレーディング【からーぐれーでぃんぐ】
LOGやRAWで収録された映像に色を付け表現する事。


紙焼き【かみやき】
編集室のPCでテロップを作れない時代、写植屋さんという紙焼き専門のテロップ屋さんに発注し、真っ黒な紙に書かれた白い文字の紙の束が編集室へ運び込まれていました。プラスチックの枠に1枚1枚差し込み、フライングと呼ばれる光を当てて映し出す機械に入れ、切り貼りくんでレイアウトや抜けを調整し、その映像信号をスイッチャーで抜いて映像に乗せていました。
実用会話「下位置右寄せでお願いします!」


噛む(テープがデッキにからむ)【かむ】
テープがVTR内部で絡まり再生不可能な状態になり取り出せない事。滅多に無いが苦労して編集した、撮影したものがゼロになる可能性を秘めた破壊力をもつ。


完パケ【かんぱけ】
完成した作品の事。


完尺【かんじゃく】
規定のフォーマット通りの尺になった事。
実用会話「あと2秒切って完尺です!!!」


決まりもの【きまりもの】
レギュラー番組などで毎回使用する素材など。
実用会話「決まりものまとめとけっていったじゃん!」


切り貼りくん(TW)【きりばりくん】
テロップにスイッチャーで色をつけていた時代に欠かせない機材の呼び名。人差し指と中指と手の甲を使いボールをコロコロ回しながらテロップのレイアウトや大きさを決めていました。テロップ入れでは常に触っているため腱鞘炎になる編集マンも!
実用会話「6枚前のてんてん持ってきて切りばって下さい!」


キャラ入り【きゃらいり】
映像にタイムコードと言う時間表記を焼き付けてDVDやファイルを作る事。
実用会話「DVDキャラあり4枚、キャラなし11枚」「え、ありなし?」


京香の唐揚げ【きょうかのからあげ】
ボリュームのあるからあげ弁当。


クレジット【くれじっと】
1.番組が始まる15秒前に12秒間記録されている番組名や話数などが表記されている情報。
2.使用している映像に著作権が発生する場合などにその権利者をテロップで表記する事。
3.番組や映画の最後に流れる関わった会社や人名をのせるエンドクレジット。
実用会話「クレジットちょうだーい、お、オンエアの日俺の誕生日だわ〜」


クロップ・マスク【くろっぷ・ますく】
映像を切る事。


ケツ合わせ【けつあわせ】
1.後ろのカットに使いたい映像の最終フレームを合わせて、前のカットと調整する編集。
2.納品の期限ぎりぎりに間に合わせる事。


ケツカッチン【けつかっちん】
編集室をおさえている終了予定時間後に別の仕事が入っており、猶予が無い様。


ケツは俺が持つって【けつはおれがもつって】
責任は俺がとるの意味。
実用会話「ケツは俺が持つって言ってたのに、先帰っちゃったよ・・・」


現品返し【げんぴんがえし】
DVDやテープなど用意が無く、後日同じものを現品で返す事。
実用会話「DVDどうします?現品返しでよければ出庫いたしますが」「ドンキ行ってきます」


5番【ごばん】
編集機にてスイッチャーで仕込んだ一連の動きを制御するGPIと言う信号の割り振られた番号をタイミングよく打つ事。
実用会話「1番DV、5番これ、抜くなら7番15フレ!!」


子ども(供NG)【こども】
テロップ表記で供という漢字を使用すると怒られる。
実用会話「はーい、子供の供はっけーん」


ゴーハチイチゴー・ゴーキューヨンゴー【ごーはちいちごー・ごーきゅーよんごー】
放送フォーマットでCB(カラーバー)と1khzを入れる範囲。


《さ~そ》

サイド【さいど】
番組の上部などに常に入っている文字情報。
実用会話「やべ、サイド演者にモロかぶりじゃん」


サイド前【さいどまえ】
サイド以外のテロップを入れた状態。
実用会話「えっ、サイド前のテープ無いの?白とワイプ切るか・・・。」


サブ出し【さぶだし】
スタジオなどで演者が見るVTRの事。インターシンクとも言う。


34時終わり【さんじゅうよじおわり】
10時に始まり翌朝10時に終わる事。10時に24時を足す。
実用会話「終了時刻、34時・・・か。」


仕込み【しこみ】
事前に時間のかかりそうな作業をある程度先行して準備する事。


SHOW TIME【しょうたいむ】
番組が始まるタイムコードの事。放送局により異なる。
実用会話「1HSHOWでシンク入れお願い!」


尺【しゃく】
映像作品の長さ。
実用会話「これ尺出てるんですよね、頭のSTM分入ってません?」


尺調【しゃくちょう】
様々な要因で直しなどが発生し、CM入りが変わったりする編集工事。
同義語:尺直し・尺いじり【しゃくなおし・しゃくいじり】


尺ショート【しゃくしょーと】
想定された映像の長さに足らない事。小牌(ショウハイ)とも言う。


尺オーバー【しゃくおーばー】
想定された映像の長さを超えてしまう事。多牌(ターハイ)とも言う。


ジョグる【じょぐる】
編集機のJOGを回し、カット点や音、イン点タイミングを探る様。


白【しろ】
テロップを入れる前の状態。
実用会話「えっ?白直しからですか・・・。」
対義語:黒【くろ】
テロップの入っている状態。


白飛び・張り付いちゃう【しろとび・はりついちゃう】
映像の明るい部分がペタッと白くて見えなくなってしまう事。


白パカ【しろぱか】
場面転換などで白い映像を数フレ入れる事。
実用会話「これつながってなくない?」「白パカ入れといて下さい・・・」


シンク入れ【しんくいれ】
テープにB.B(ブラックバースト)という黒みの映像信号とタイムコードというアドレスを入れる作業の事。編集の基本。
実用会話「今シンクいれてんの?あっつやべっ!パッチ抜いちゃった!!」


捨てカット【すてかっと】
O.AフォーマットにてCM入りやあけの切り替えの際に黒みや別の映像が放送に出てしまわない様にCM入りにはラストカットの後ろ3秒を、あけにはファーストカットの前3秒を記録する事。正味尺とは別換算し映像自体は6秒増える事になる。O.A納品以外は基本捨てカット無し。


ストップコード【すとっぷこーど】
納品テープに入れるSHOWタイムから3秒前に停止する信号。
実用会話「編集でストップコードを入れるということになっていましたが、確認した所入っていませんでしたので、MAで入れておきました。」


SB【スタンバイ】
部屋の保守。


制著・制作著作【せいちょう・せいさくちょさく】
番組の最後に入れる権利のテロップ表記。NHKでは終わりなど。
実用会話「せいちょいれてないじゃん」


セーフティぎり【せーふてぃーぎり】
映像の放送テロップセーフティー枠90%にテロップがギリギリな様。
SD4:3の時代は80%。
実用例「これセーフティーぎりじゃね?」


外箱【そとばこ】
自社の編集室以外の編集部屋。


《た~と》

第2【だいに】
ソフィアスタジオのこと
実用会話「ここ。出るんですよ〜〜」


TC (タイムコード)【たいむこーど】
映像編集では再現性や管理を目的にフレーム単位で正確に映像の絶対番地を知る必要があるため映像に任意の24時間のアドレスを付けるタイムコードが考えられました。基本1秒30フレームの数字で表記され映画やアニメなどでは1秒24フレームで表記される。フォーマットとして正確な時間軸に沿った放送向けDF(ドロップフレーム)と実時間より長くなりますが全て1秒30フレームで計算できるNDF(ノンドロップフレーム)があります。4kフォーマットでは1秒60フレーム。


タイプフェイスもらって【たいぷふぇいすもらって】
テロップソフトDEKOのファイル。これが無いと再現出来ないテロップがある。
実用会話「このフォルダ、タイプフェイス入って無いじゃん!もらっといてよー」


たたく(GPI・レベル)【たたく】
1.スイッチャーや外部機器を編集機にて動かすGPI信号を打つ事。
2.音声が大きすぎて、下げる事。
3.映像の輝度が高く、下げる事。
実用会話「REC!!・・・・・・・あ、(STOP) GPI忘れた」


直パッチ【ちょくぱっち】
VTRからVTRにパッチ盤にて直接ケーブルを挿し、コピーなどをする事。
実用会話「直パッチが安全だな」


チェック【ちぇっく】
以下いろいろなチェックがあります。

Pチェック【ぴいちぇっく】
プロデューサーのチェック。
実用会話「Pチェック、オッケーだって!」

GPチェック【じーぴーちぇっく】
ゼネラルプロデューサーのチェック。
実用会話「GPチェックでひっくりかえった!」

クライアントチェック【くらいあんとちぇっく】
出資や仕事依頼をしたクライアントによるチェック。
実用会話「これからクライアントチェックだって、人いっぱいくるから椅子たんなくない?」

パカパカチェック(ハーディング)【ぱかぱかちぇっく】
輝度の差が激しい映像はO.A出来ないため事前に機械によってチェックする事。ポケモンチェックとも言う。木漏れ日などでも引っかかる。
実用会話「これパカパカチェックひっかかりそうだなー。下と輝度上げておきます!」


つきじ庵の唐揚げ【つきじあんのからあげ】
超ボリュームのあるからあげ弁当。


つながり【つながり】
朝から翌朝まで編集をし、続けて別の仕事をする様。


つながってない【つながってない】
画が繋がっていない、違和感がある様。
実用会話「これつながってなくない?」「白パカ入れといて下さい・・・」


提供10Fくう【ていきょうじゅっふれくう】
O.Aなど生で提供テロップを入れる際に前後10Fの余裕を持たせる事。
実用会話「提供前なんで早めにテロップ抜いておきます!」


デジ素材【でじそざい】
民生品のカメラにて収録された映像。
実用会話「午前中に俺がデジまわしてきましたー。」


てっぺん【てっぺん】
24時。
実用会話「終了予定てっぺん?終電ギリだな」


ディゾリ・OL【でぃぞり・おーえる】
ディゾルブ・オーバーラップの略。
映像転換の技法。映像を消して行きながら次の映像に乗り変わる事。
実用会話「編集始めたばかりの人って、全カットOLとか来るよな」


同ポジ【どうぽじ】
1.同じ様な画角の映像が次の編集点で繋がっている事。3度同ポジを繋ぐと成立したりする。
2.直しなどで素材のTCが分からず使用している同じ画をワイプを切ったり切り替えながら探す。


DF・NDF【どろっぷふれーむ・のんどろっぷふれーむ】

DF:実時間に合わせたタイムコード表記。基本映像は1秒30フレームで時間経過を計算しますが実際のフレームレートは29.97で1分おきに2フレームを飛ばし、0、10、20、30、40、50分目は2フレーム飛ばさない事により実時間とのずれの整合性をとっている。また4Kは60Pなため、4フレーム飛ばして実時間に合わせています。
もともと白黒映像は30フレームで実時間として成立していましたが、カラー放送の開始により周波数が1秒30フレームに収まら無くなり実時間とズレが出て来てしまったためDFが考えられました。

NDF:1秒30フレーム。フレームを飛ばさないためDFの実時間に比べ1時間で3秒18F長くなります。放送フォーマットでは使えません。


トビラ【とびら】
場面展開やまとめなど、番組内で何度も出る映像。


《な~の》

ナレ録り【なれどり】
MAにてナレーションを収録する事。
実用会話「ナレ録り優先なんで」


24Pじゃん24P【にーよんぴーじゃんにーよんぴー】
テゥルーピーとも言い、映画オンリーなど放送には向かないフォーマットの事。ほとんどは24Pと言っても29.97と互換性のある23.98PSFの事を指すが、たまに素材などで本物の24Pが来るとVTRの設定やシンクを変えなくてはならず、結構大変になる様。


2398(ニーサンキューハチ)【にーさんきゅーはち】
フレームレートが23.98のフォーマット。


2階建て・3階建て・直結【にかいだて・さんかいだて・ちょっけつ】
一日に何件もの仕事を立て続けにする事。
実用会話「風呂入りたい・・・」「めし食う時間ないな・・・」


納品ギリ【のうひんぎり】
納品のデッド時間にギリギリな事。


《は~ほ》

箱【はこ】
編集室やMA室の部屋の事。


ハケモニ【はけもに】
波形モニターの略。


パッチ盤【ぱっちばん】
VTRやスイッチャーの映像信号や音声信号のINPUT/OUTPUTをダイレクトに機材につながず、パッチ盤という中間をかませることにより故障した時の原因追及や交換を容易にし、また使用する場所にとらわれることの無いポスプロダクションVTR室では必ずある盤のこと。電源以外のほぼ全ての入出力やリモートがこの盤に立ち上がっているため配線ケーブルの数は膨大。


パッチ【ぱっち】
パッチ盤の穴に刺すケーブル。
実用会話「おい、パッチぬいたの誰だ! ニューテープに牛の画はいってんじゃねえか!」


バッツンコピー【ばっつんこぴー】
編集機を使わずタイムコードと映像をパッチ盤にて直接VTR同士をつなぎ、手動でバッツンとコピーをする事。
実用会話「バッツンコピーでいいから裏でまわしといてー」


バラし【ばらし】
仕事がキャンセル。


バレ飯【ばれめし】
1時間ほどの休憩時間で食事を各自で済ませる事。


半秒素【はんびょう 
す】
CM明け、入りの音声は15F無音で無ければならない事。
NHKでは基本2秒間無音。


ひっぱる【ひっぱる】
延ばす、いろいろ伸ばす事。
実用例「つぎのカットつぶしちゃっていいんで、この画ひっぱってもらっていいすか?」


B.B(ブラックバースト)【びーびー】
黒み信号の事。
実用会話「今シンクいれてんの。ん?これBB刺さってなくね?」


Field【ふぃーるど】
映像1フレームは2枚の映像フィールドによって構成されています。合成やトラッキングを正確にとりたい時など、フレームをフィールドにばらして作業すると上手くいくことがある。


FILL・KEY【ふぃる・きー】
同義語VIDEO・MASK【びでお・ますく】
同義語:Layer【れいやー】
合成用に映像を切り抜いた信号やファイルとどうゆう風に合成するかといった形や透け具合の白黒の映像の事。
実用会話「 KEYでFILLを抜く、 KEYでFILLを抜く、 FILLをKEYで抜く、FILLをKEYで抜く・・・」
「あいつひとりで何つぶやいてんの?」


フライング(FSS)【ふらいんぐ】
紙焼きテロップを光を当ててカメラで映し出す機材。テロップ入れには欠かせないマシーンでした。
実用会話「ここのフライング上からですか?下からですか?」


プリリード【ぷりりーど】
SONYのVTRレコーダーを再生しながらそのレコーダー自身に上書き録画する事。リニア編集の際の奥の手。「プロはプレビューなし!!」と言って内心非常にビビる。失敗してしまうと映像や音が全部やり直しになってしまうため、明け方のプリは緊張感を伴う。
実用会話「プリリード中にテロップ間違って送出しちゃって、編集マン激おこでさー」


フリッカー【ふりっかー】
蛍光灯などの下で撮影する時に周波数調整せずに録画すると映像がパカパカしてしまう様。
実用会話「フリッカーきっついなー。しれっとディケイかけとくか


Flame【ふれーむ

日本の番組では1秒間に30枚の画を連続で切り替える事によって動画は成立しています。その1枚。
また1フレームは2枚の映像、フィールドで構成されている。


ブローアップ【ぶろーあっぷ】
映像をズームする事。


プロAD【ぷろえーでぃー】
AD歴20年超のベテラン。


《ま~も》

マスク切り残し【ますくきりのこし】
映像やテロップを切る上で切りきれてない様。


またぎ【またぎ】
ある特定の時間を過ぎる時に惹きになる映像などでチャンネルを変えさせない事の様子。20時またぎ、21時またぎなど。
実用会話「えっとー、ここは8時またぎを意識している関係上、このロールで尺稼ごうかと思いまして・・・。結果的に次のロール2秒になっちゃいました」


待ち【まち】
編集開始時間になっても作業に入れない事。


まるっとコピー【まるっとこぴー】
映像の始まりから終わりまで全部コピーする事。
実用会話「まるっとコピーするから、終電間に合わないな・・・」


見てポン【みてぽん】
編集室を擬似生放送状態にし、RECをかけながらいちいち止めずにスイッチングを行ったり歌番組など歌詞をタイミング良く入れていく事など。息の合った連携プレーが必要。
実用会話「見てポンでやると、なんか仕事出来る感あるよね」

 

民生はクロマ高め【みんせいはくろまたかめ】
一般家庭にあるテレビは編集室にあるマスターモニターよりも色の濃い派手な映像が各社メーカーの特色で出荷時の設定により映し出される。


モアレ【もあれ】
映像内のストライプ柄等に走査線が反応してチラチラしてしまう事。


戻し忘れ【もどしわすれ】
映像やテロップの直しが発生し、納品テープより前に白テープやサイド前テープを直し、保存用テープも同様に直すため、直し個所が多いと納品テープに戻し忘れてしまうミス。
絶対にやってはいけない!!


もろかぶり【もろかぶり】
出演者にもろに何かがかぶってくる。


《や~よ》

やりくる【やりくる】
一度別のテープやファイルに映像を逃がす事。


4K60P【よんけいろくじゅっぴー】
HDに次ぐ次世代映像フォーマット。一秒60コマ有ります。


《ら~ろ》

ランチマ【らんちま】
定番の宅配弁当屋さんランチマーケット。ランチマ海苔弁など裏メニューもある。
実用会話「お母さん弁当4つ、ロールキャベツ2つ、ウーロン茶6つで」


リーダー【りーだー】
番組が始まる前までの9秒カウントダウンの事。頭捨てカット1秒。


リップ合ってない【りっぷあってない】
なんらかの原因で話している人の口と音が合っていない様。いっこく堂。
実用会話「リップあって無くない?」
「すいません、そっちの民生だと変換かかるんでちょっと遅れて見えるんすよー」


レタボ【れたぼ】
レターボックスの略。映像の表示方式16:9の映像の上下に黒みをつけ4:3で表示する。
実用会話「DVDコピー、レタボですよね。え、スクイーズ?」


ロール分け【ろーるわけ】
5HSPなど長尺の番組で124分のテープ1本には入りきれないため、別のテープに別ける事。


《わ~ん》

ワイプ【ワイプ】
1.映像転換の技法。画面の片隅などから丸や四角のかたちで次の映像に乗り変わる事。
2.スタジオでVTRを見ているキャストの表情を画面上部などに小画面で入れる事。

2015.12.15

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