上賀茂神社式年遷宮奉納劇「降臨」
TSP
2015.10.14 UPDATA
奉納劇「降臨」は、おかげさまで10月25日、結びの回を迎えることができました。各公演とも多くのお客様にご来場いただきました。各方面ご協力いただいた皆様方に、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
4K60p Logにより収録された撮影素材を、HDR編集・音響効果・MAとおこなっていきます。そのプロダクション過程を、来る11月18日〜20日に行われるInter BEE 2015 TSPブースで展示すると共に、11月19日 Inter BEE 2015「Asia Contents Forum 4K Theater -JPPA DAY」にて披露させていただく予定です。ご期待下さい。
弊社は演出家宮本亜門氏とのお付き合いから
今回、奉納劇制作委員会のプロジェクトメンバーとして立ち上げから協力させていただいております。
合わせて舞台収録の技術的な協力もさせていただいております。
「(賀茂別雷神)ご降臨の様子は、今まで誰も見たことがないテクノロジーで、
その精神性を深く感じて頂けるよう創作中です。」との宮本亜門氏の演出を
確実に収録できるよう全力を挙げて応援しています。
代表取締役社長:三上信一
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宮本亜門よりの、ごあいさつ
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京都最古の神社、上賀茂神社における42回目の式年遷宮は21年ぶり、修復を伴った遷宮としては42年ぶりの、大変貴重な式年遷宮です。
この壮大な精神と歴史を紡いできた遷宮の時期に、境内の中で奉納劇をとご依頼をいただいた私は、上賀茂神社で伝えられてきた風土記に感銘を受け、舞台化させて頂くことにしました。
風土記は日本には珍しく、処女懐胎の物語が伝えられ、玉依姫が矢を拾い、枕元に奉ったことで身ごもり、上賀茂神社の主である「賀茂別雷神」をお生みになったとされております。舞台では母、玉依姫が「賀茂別雷神」を授かる場面や、その時の地上の神、民衆の姿も入れこみ、オリジナルな解釈も含め展開します。
また「賀茂別雷神」ご降臨の様子は、今まで誰も見たことがないテクノロジーで、その精神性を深く感じて頂けるよう創作中です、ご期待ください。
自然を支配する神である神賀茂別雷神が奉られている境内は 一木一草に至るまで聖なる気が今も充ちています。
その中で「音楽」と「舞い」、そして「語り」で構成された新たな神聖な儀式のような舞台をどうか心行くまでご堪能ください。
紅葉が染まりはじめる秋の上賀茂神社で、心よりお待ち申し上げております。
平成27年7月 宮本亜門
https://www.facebook.com/kamigamohounou
チケットぴあ
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